文旦類一覧

「文旦博物館」  

文旦博物館へようこそ!
 
ここでは土佐文旦を始めとする日本や世界各地の様々な文旦類について、
白木果樹園園主白木浩一が調べたり実際に育てて解ったこと等を公開しています。

土佐文旦

土佐文旦とは?
学名はC.grandis Osbeck forma Tosabuntan

鹿児島県姶良郡加治木町、法元(ほうが)宅にあった古木と考えられ鹿児島県果樹試験場の(大橘)オオタチバナと同一品種あるいは同一グループの文旦と考えられる。

高知の文旦は昭和4年に開設された高知市朝倉の高知県果樹試験場に法元文旦のラベルで苗木をつくり植えたものが原木です。 その後、土佐市高橋氏が高接ぎとして導入され、同市宮ノ内の宮地文弥氏により苗木として当地に植え付けられました。御子息の正憲氏、和夫氏兄弟により栽培の基礎を築かれ、県下各諸氏により日々技術革新が行われ今日に至っております。(2001年記載、2004年追記、2012年追記)


近年、導入に関しての諸噂がありますが、文献として記載残されたものから正確な情報は以上のようになっております。(2012年追記)


主産地の割合は高知県が全国で90%以上を占め、そのうち土佐市が約半分です。最近では宿毛市や須崎市、香我美町など県下一円に広がりつつあります。

露地物の土佐文旦は酸味と糖度のバランスに優れ、酸と糖がしっかりと口に感じられ、爽やかな気持ちにさせてくれます。気品有る果肉はまるで真珠の様で、九州ではパール柑とも言われています。

また、昭和58年頃より土佐文旦の温室(ハウス)での栽培が始まりました。当、白木果樹園も同時期に生産を始めお歳暮などで重宝がられています。
露地物と比べ糖度が高く濃厚な味わいで、独特の土佐文旦の芳香が漂い美味しそうなイメージを作り出します。
園主お勧めの逸品です。


左、土佐文旦   右、晩白柚
文旦類の中で「ザボン」は九州などでよく見かけます。
一個kgを有に超え子供の頭より大きなものもあります。
そんな文旦類の中でも土佐文旦は小玉の部類にはいります。

しかし、皮が比較的に薄く食味が非常に良いのが特徴で、生食用として作られています。
九州の文旦類(ザボン)は加工品が多く、昔より文旦の砂糖漬けなどの用いられることが多いです。

《★「ブンタン類」の甘さ(糖分)の特徴!》
『果皮(柑橘類の皮の事)が赤色系の(温州みかん、ポンカン、デコポン、
オレンジ)などは蔗糖と言ってお砂糖の糖分で、黄色系(ブンタン、、
グレープフルーツ) は果糖と言ってハチミツの糖分なので、ブンタンは
上品で 爽やかな味わいを堪能できます。
 

ブンタンの種類


左から
晩白柚、ウチムラサキ、紅まどか、平戸文旦、
安政柑、晩王柑、水晶文旦、土佐文旦
日本で植えつけらている文旦類は
約40種類以上が確認されています
が、現在栽培されている物は約15
種類前後と言われています。
 
ぶんたん類の来歴
ぶんたんはマレー半島からインドネシアが原産といわれるが、確実な野生系統は知られていない。
中国南部には早い時代に伝晩し、日本 には江戸時代に南方から果実(種子)で持ちこまれ、実生から独特の品種が生じた。
ザボンの名はポルトガル、スペイン語のZamboaの転訛語で、Zamboa はセイロン語でjamboleに由来するという。 ぶんたん(文旦)は中国語に由来し、洋梨系や倒卵形のもののみを指すという。
岩政博士によれば「旦」は俳優を意味し、文という俳優さんの庭園 に見事なぶんたんがあったことから、この名が生まれたという。 主に、東南アジア、中国南部、台湾、日本で栽培され品種が分化発達した。 自然発生した雑種が多く、大部分の優良品種は長い栽培歴史の中で淘汰、 選抜されてきたものと考えられる。

文旦の事を、分旦や文担、分坦などと漢字を間違って書いている方がいらっしゃいますが、
「文旦」が正式な漢字です。


 

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この資料はぶんたん博物館(当、白木果樹園)の調査したもので無断で使用することはお断り致します。もしこの資料をお使いになる場合は必ず当、白木果樹園にご相談を御願いします。
この資料は次の中から抜粋させて頂きました。「柑橘栽培新説」薬師寺清司氏書、昭和37年初刊発行。果樹全書「カンキツ」農文協、昭和60年発行。くらしと農業「土佐の文旦」高知県農業改良普及協会、平成7年発行。特産くだもの「ぶんたん1」「ぶんたん2」(社)日本果樹種苗協会、平成4年発行。

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